中学2年生の記者さん

週末は中学2年生の可愛い記者さんによるインタビューがありました。中高時代の旧友の娘さんなのですが、実際にどこかの企業・事務所に出向いてインタビューをしなくてはならないと言うちょっと面白い夏休みの宿題のためだそうです。どんなことが聞かれるのかとドキドキしていたのですが、しっかりと答えることが出来たと思います。弊社/自邸でインタビューをしたのですが、インスタ映えする!と連呼するので、インスタしてるの?って聞いたら、してないと言われました。可愛いですね。建築家と言う職業はまだまだ男性中心の社会です。現場監理とか長時間労働とかお給料少ないとか、華やかな一面が少ないということもありますが、とてもやりがいのある仕事だと思います。このインタビューを通して小さな記者さんが建築家と言う職業について少しでも興味を持ってくれると嬉しいと思いました。

スタディ模型

弊社ではファーストプレゼのためにたくさんの模型を作ります。土地の大きさ、土地の形状、隣地との高低差、隣地建物の形状、隣地建物のバルコニーや窓の位置、敷地周辺の雰囲気などの敷地が与える諸条件。そして、戸建住宅の場合は家族構成、お施主様の性格、ご要望などの諸条件、そして法による規制、などを全て考慮してひたすらラフスケッチを描き、模型を作るという作業を繰り返します。そしてそれを全て壁に貼っていく。壁に貼るのは前職、手塚建築研究所時代で学んだやり方です。どんな経緯で今の考えに導かれているかを理解するにはこの方法が一番いいと私は信じています。そのうち、だんだんと見えてくるんですよね。これがいいかも・・・っていう方向性が。

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来週末、住宅のファーストプレゼが一件あります。世界に一つだけの、お施主様ファミリーにとって最高の家をご提案できたらと楽しんで取り組んでいます!現在多目的室がゲストルームに早変わりしてしまったため、事務所を移動いたしました。もはやピアノは模型置き場ですね!

暑い日が続きますが、皆様水分・塩分補給を忘れずにこの夏を乗り切っていきましょう!

戸建住宅以外も致します

よく聞かれる質問があります。それは戸建住宅以外も設計しますか?という質問です。はい。いたします。弊社では家具の規模から街のプランニングのような規模までどんな依頼も引き受けます。小規模のプロジェクトの例としてインテリアのトータルコーディネートを頼まれた時に設計したベッドフレームがありました。畳の匂いに囲まれて安らかな眠りにつくことが出来たらどれだけ心地がいいだろうかと思って提案したものです。

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また、比較的大きなプロジェクトとして眼科クリニックの設計もさせて頂きました。待合室、中待合室、入院室、ロビーなど患者の滞在時間の長いエリアからは自然が見える設計になっています。眼科で治療を受けることで自然の形や色がより鮮明に見えるようになる。患者の「見える」ことへの喜びを一層より深く感じていただけたらという気持ちで設計いたしました。

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いずれの設計も施工まで進まなかったのですが、ご提案の段階から毎回丁寧に、真剣に取り組んでおります。戸建住宅には戸建住宅の魅力がありますが、規模や用途の全く異なるプロジェクトにはそのプロジェクトなりに考えるべきスケール、動線、構造、材料などがあり、毎回新しい発見をしながら取り組んでおります。施工まで至らなかったプロジェクトはUNBUILTというページで今後まとめていく予定なのでお時間あれば是非お立ち寄りください。

すでにハウスメーカーさんで話が進んでいるけど、納得がいかないところがある。新しいお店を出したいけど、資金を集めるのに設計や模型が必要。今ある土地をどう活用していいか分からない。など、様々な問題や悩みを抱えていらっしゃる方いらっしゃると思います。弊社は決して敷居が高くありません。是非お声をおかけください。着手金はかかりますが(契約に進んだら設計費から差し引きます)世界でたった一つの面白いご提案ができると思います!

たまに懐かしく思うこと

私はアメリカの大学卒業後、6年間半シアトルの設計事務所で働きました。スケールの大きい建築を得意とする事務所LMN Architectsと住宅などを含め中小規模の建築を得意とする事務所Olson Kundig Architectsを半分ずつ。どちらも非常にユニークな事務所で日本の事務所にはない時間と空気が流れていたと思います。

私が一番驚いたのはコーヒーブレイク(休憩)と言う文化でした。事務所の給湯室でコーヒーを作って机で飲むのではなく、チームメンバーとか、同期とか、ボスとか、後輩などを誘って3時くらいになると外に出るんです、コーヒーを飲みに。朝食もコーヒーと菓子パンを購入してから出勤する人も多かったため(←私)コーヒー屋さんは大儲けですね。Olson Kundig Archtiectsと言う事務所はこちらの美しいレンガ造りの建物の5-6階にあるのですが、美味しいコーヒー屋さんはスタバもカウントして徒歩圏1分以内に3件ありました。さすがコーヒーのメッカ、シアトルですね。

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その中でも私のお気に入りはCaffe Umbriaと言うコーヒー屋さん。事務所の真向かいにある建物の中にありました。ここのテラス席でコーヒーを飲むと自然とストレスが減ったり、いいアイディアが生まれたりするんです。たまたまそこにいた先輩と一緒に飲み始めたり、相談したり・・・ボスが打ち合わせから帰ってくるところを笑顔で迎えたり。険しい顔をした同期の相談相手になったり。

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まる・ち設計はまだまだ小さな事務所ですが、プロジェクトが増えてスタッフさんが必要になったら、コーヒーブレイクの文化は入れていきたいと考えています。ただ問題はコーヒー屋さんが近くにないということ!弊社がコーヒー屋さんになるか、もしくは小洒落たエリアに移転?もしくはコーヒーブレイクを散歩ブレイクと言う文化に変えるか。いずれにせよ、事務所にずーっといて、模型と画面とにらめっこして眠くなって終電まで働くみたいな文化にはしたくないなと思っています。早くスタッフさんを雇えるようにプロジェクト数を増やしていきたいです。

天気のいいこんな日に外を眺めていたらふとシアトル時代のコーヒーブレイクが懐かしくなりました。