K邸 before & after

先週金曜日はK邸の写真撮影だったので私もフォトグラファーの後ろで写真を撮りました。工事が始まる前の写真と似たようなアングルから撮った写真を今日は披露します!before and afterです!比べると本当に面白いですね。

 

光沢のある塗装を施した木目調のフローリングから一転して無垢のロシアンウォールナットを採用。落葉樹だけど針葉樹くらい柔らかい材種なので足も疲れないし、お子様にも優しいです。   

光沢のある塗装を施した木目調のフローリングから一転して無垢のロシアンウォールナットを採用。落葉樹だけど針葉樹くらい柔らかい材種なので足も疲れないし、お子様にも優しいです。

 

カーテンレール用に設けられた壁のでっぱりを取り除き、無垢材の受けで対応。既存の照明器具は撤去し、風船のような裸電球照明を浮かせました。   

カーテンレール用に設けられた壁のでっぱりを取り除き、無垢材の受けで対応。既存の照明器具は撤去し、風船のような裸電球照明を浮かせました。

 

窓の上には梁があるため、そのでっぱりをなくすことはできないのですが、それ以外は整理してなるべく空間内の線を減らすようにしました。既存の壁を取り払い、家具を置いて主要用途を区切っています。   

窓の上には梁があるため、そのでっぱりをなくすことはできないのですが、それ以外は整理してなるべく空間内の線を減らすようにしました。既存の壁を取り払い、家具を置いて主要用途を区切っています。

 

巾木は浮き巾木に変更しました。また、電気設備のプレートは全てスクエアプレートに変更。窓枠はなくし塗装のみこみで仕上げています。   

巾木は浮き巾木に変更しました。また、電気設備のプレートは全てスクエアプレートに変更。窓枠はなくし塗装のみこみで仕上げています。

 

天井はあげられるとこをなるべくあげました。水周り機能を収めた白い壁に囲まれたエリア以外は全て高い天井になっています。風通しのいい家がテーマなので家具の高さは天井よりも低い位置で。フォトグラファーさんも写っちゃいましたね。   

天井はあげられるとこをなるべくあげました。水周り機能を収めた白い壁に囲まれたエリア以外は全て高い天井になっています。風通しのいい家がテーマなので家具の高さは天井よりも低い位置で。フォトグラファーさんも写っちゃいましたね。

 

とても当たり前のように見えて当たり前のことがなされていない設計って多いです。マンションを設計するとき、どれだけ梁が目立たないようにするか、なぜ考えてくれないのだろうかとよく思います。今回はなるべく梁の存在をなくすために梁の面を壁と同面にしたり、他の家具や壁や扉のラインと合わせました。かなり地味な作業ですが、この積み重ねが空間のすっきりとした印象に繋がるか左右されます。   

とても当たり前のように見えて当たり前のことがなされていない設計って多いです。マンションを設計するとき、どれだけ梁が目立たないようにするか、なぜ考えてくれないのだろうかとよく思います。今回はなるべく梁の存在をなくすために梁の面を壁と同面にしたり、他の家具や壁や扉のラインと合わせました。かなり地味な作業ですが、この積み重ねが空間のすっきりとした印象に繋がるか左右されます。

 

大理石の玄関をコンクリート土間に変更。そして玄関を拡張しました。   

大理石の玄関をコンクリート土間に変更。そして玄関を拡張しました。

 

いかがでしたでしょうか?テレビ番組のbefore and afterではありませんが、スケルトンリノベはこうやって比較をすると面白いですよね。今ある状態が当たり前のようになってしまうので、記録としてこういう比較をするのは大切です。

K邸引き渡し

昨日はK邸の引き渡しでした。
玄関扉を開けた瞬間、「わぁ!!!!かっこいい!!!」と歓声の声を上げるお施主様御家族。玄関で呆然と立ちすくむそんな姿を見て、私も嬉しくてたまりませんでした。こちらのマンションは梁がありとあらゆるところに突出しており、壁の面も全てがガタガタ、窓の高さは面が変わるごとに変わり、同一壁面上にもボコッとカーテンレール用ののボックスがある始末。その面の一つ一つを検証し、可能な限り梁の面と壁の面を合わせ、高さを統一させ、空間の中の線を減らし、すっきりとした印象の空間にしました。2週間前にも現場を確認して頂いたのですが、その時の壁は塗装中、床も家具も養生がついたまま。工務店の荷物も現場のゴミもたくさんある状態。昨日、初めて設計の全貌を見て体感頂き、驚きはひとしおだったと思います。。風通しのいい家にしたいというお施主様のご要望をそのままコンセプトとし、リビングと寝室、廊下と納戸などの用途を区切るのは壁ではなく天井に届かない家具としました。扉の取手は四角い穴に革を巻きつけるだけの簡単な機構。ここからも風が抜けます。

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アングルが少し違うのですが、以下の写真がbefore写真です。とても変わっているのが分かりますね。

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リビングと寝室の間の扉は今回2枚扉にしています。お施主様がお子様の就寝後の様子をリビング側からも見られるような仕様にしてほしいというご要望があったのでこのような扉にさせていただいたのですが、扉は大人だけではなくお子様にも大人気でした。下の扉はお子様の身長に丁度あう高さ。自分のためだけに作られたような特別感を感じたのでしょうか。大満足にこの下扉を使ってお子様が出てきた時はみんな大爆笑でした。

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上扉を使ってちょっと背伸びをすればリビングにいるご両親の姿を確認することもできます。私が書いたスケッチの通りになっていて、本当に嬉しいです。

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閉じている時はこの穴が大活躍。子供の手が出てきたり、大人の手が出てきたり、おもちゃが出てきたり、じろーっと誰かが覗いていたり。遊びのために作ったわけではないのですが、遊び心は灯台の家に引き続き、まる・ち建築の中でサブテーマとして続くのかもしれません。スマイルがたくさん生まれる建築が好きです。

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私をたくさんいる建築家の中から選んでくださったお施主様、そして、精度よく滞りなく工事を終わらせてくれた工務店月森の皆様、大工の皆様、そして工事に関わったその他の皆様に心から感謝しております。無事に引き渡しを終わらせることができて私も幸せ一杯です。